出発のロマンスカーの時点でだらだら書いているとこの先スイスイ進めそうな気がまったくしないので、途中で終わるよりまだマシとばかり、何も考えずに進みたいと思います。
小田原ー! 干物っかまぼこっわさびっ塩辛っ
小田原駅は、
前に母と箱根に来て、その帰り、疲れて、小田原から新幹線で帰っちゃおっか!となって、箱根からバスで一気にここまで下りてきて、お土産買ったりお茶したりくらいで素通りしたのが最後かな。
こんな立派な駅舎だったっけ。小田急のほうもJRも立派だった。
さて、いったん駅を出て、城に行ってみようということに。小田原城、考えてみれば私も、物心ついてからちゃんと来たことないかも?
駅前。
旧き善き海産物のお土産屋さんが並ぶと思えば、大型チェーンの居酒屋も混在する
小田原城は、歩いて7、8分程度でお濠と門が見えてきた。へー、こんなに駅から近いとこにあるんだ。
鳥が浮かび、鯉が「なんかくれ」と乞うのどかな風景・・・
お濠の周りは桜ですね。これみんな咲いたら見事な景色になるんだろうなあ。
さて、橋を渡ってお濠の内側へ入ります。
無駄に広い感じの不思議な広場・・・後で、天守閣に登った時に見取り図の展示を見たら、ここに、お城の中枢の建物があったっぽい。
まだ寒く、梅がやっとな感じ。
その奥には、小さな梅園が。
登っていくと、天守閣のある敷地へ
後ろには海が。でもいまここで堪能しちゃわないで、後で天守閣に登ってからちゃんと見るのだ。
梅の木に、歌が掛かれた短冊が。風流ですね。
門をくぐると、
なぜか小さな動物園。サルだ。
寒いので、寄り添っているサル2匹がいるなと思ったら一人来てまた一人増え、4人で固まっていてほほえましい。間に入れた人ラッキーだね、とそこにいた人みんなが笑う。
上の方でも仲睦まじく毛繕いしてあげてる一場面も。
なんかほんと人間みたいだ。
天守閣が見えてくる頃、すっかり空は晴れてきた。
おー!立派!
「姫路城みちゃったからなあ、ぜんぜんだなあ」とまた無粋なことを言う横の人。
まあそれはそれ、これはこれ。これやこの、ゆくもかへるもわかれては。
せっかくだから登ってみましょう。
ベランダ?的なところに出られて景色が見られる展望台は4階で、そこにたどり着くまで、なかなか充実の展示が見られた。人物関係図や勢力分布、年表はもとより、当時の武器とか装束、生活の道具の展示なんかもあって面白かった。
で、展望階。
おーっ
なかなかいいっすね
伊豆半島のほうはもとより、三浦半島も初島も近くに見えました
こちらは駅のほう。
お城の裏の方向。あっちを登って行った山の向こうあたりが、箱根ですね
で、降りて・・・
夫がお手洗い行ってる間、日が照ってあったかくなった大木のくぼみにはまり込んで暖を取ったり。
すると時はお昼なのだ。
さて、どこで何食べましょうか。
駅からお城まで歩いてきた間にも、気になるお店はけっこう和洋そろっていて、お店たくさんあるんだなあときょろきょろしていたが、ロマンスカーの座席の背もたれのところに無料のるるぶが入っていて、小田原のお食事処もいろいろ出ていたのでその中から選ぶことに。
旅先とか、土地勘のないところであてずっぽうにお店を決める時、あんがい夫はアタリの店を引き当てるので、今回もるるぶに出ていた十数軒のうちから、夫に選んでもらう。
私は、途中に通ってきたお蕎麦屋さんも良かったけどな~ 伊豆の海鮮の丼とセットになってるやつとかいろいろあって。
なんて思ってたら
「点心。」
な、なんで小田原で点心???
ほんとうに、なんの先入観も義務感も「せっかくここに来たからは!」とかいう心意気も何もない人である。
・・・まあ良い。お城から近そうなので、行ってみましょう。
お城の裏側へ。
たまーにお客さんが来た時だけミニ電車の踏切の音がする、ちょっと切ない感じの子ども遊園地を通り過ぎ・・・
ちょっと敷居の高そうな建物があったりなんかして
入り口が見つけられなくて通り過ぎてしまって、もう一本外側の道をまた戻ったりと紆余曲折しながらようやく見つけました。ここから入らなきゃ入れないらしい。
なんと、神社の敷地の中の会館に入ってるお店らしい。
樹麻(KONOMA)さん。まあ~、なんだかオッサレ~な入り口です!
今は満席なんだそうで、中を通って、いったん会館ロビーへ通される。店内はちらほら開いてる席があったけど、案内待ちなのかな?私たちの前に15名の団体さんが待ってるんだそうで。
会館の前に停まっていた車はいい車ばっかりだったと夫が言っていたが、どうやら別室でロータリークラブの会合があったらしく、恰幅のいい感じのおじ様たちがたくさん出てきた。
ほどなくして席に通される。
また長くなってしまったので、食事のもようは、次回。